계란→ケラン→玉子(鶏卵)
찜→チム→蒸す
「鶏卵を蒸す」でケランチムです。
日本で言うと味は茶碗蒸しという感じなのですが
茶碗蒸しよりフワフワしててやわらかく
味もとてもやさしくて胃にも優しい感じです。
土鍋で作っているので熱々です。
お店で食べるのはもちろん美味しいのですが
家でも簡単に作れるということなので作り方を
韓国の方に聞いてみました^^
2~3人用ケランチムの材料と作り方のレシピ
ケランチムの材料
玉子 2~3個
水 卵と同量(約200ml)
塩 少々
※お好みで…
牛乳 スプーン2~3杯くらいの少量
ごま油
具材 玉葱、ネギ ゴマ
ケランチムの作り方
とっても簡単です!
- STEP1卵液を作る玉子と同量の水をよくかき混ぜる
かき混まぜ具合は泡が立って白い水っぽくなるくらい。
ミキサーにかけても良い。
※牛乳を入れるとよりふんわりとしたできあがりになります☆
なめらかにしたい場合はろ過する。 - STEP2具を炒めるトッペギ(土鍋)にごま油を入れて玉葱(みじん切り)やネギなどお好みの具を入れ火にかけます。
卵液は火がすぐに通るのでトッペギ(土鍋)に熱が入りすぎてしまわないようかなり小さめに刻み軽く炒める程度にして、ほぼ卵液と同時に入れるくらいにしておくことがポイントです! - STEP3卵液を入れるトッペギ(土鍋)に卵液を入れ泡だて器でかき混ぜながら可能な限りの超弱火でゆっくりと沸騰させる(約5分)。
(鍋は泡々の状態です) - STEP4完成8割くらい火が通ったら火を止めて蓋をし蒸らして膨らめばできあがり★
時間が立つとしぼんでしまうのですぐに食べましょう^^
基本的には玉子と水と塩があればできますがあみの塩辛(小さじ1)を入れたり水の代わりに昆布のだし汁やダシダを使ったり塩コショウで味をつけたりお好みの具材を入れたりと決まりはないので自分好みにアレンジしてみてくださいね。
ダシダはあさりやいりこ、牛肉などいろんな元素材がありますし、ケランチムだけでなく他の料理にも幅広く使えるので便利ですよ^^
今はスティックタイプもあるので使いやすいです。
ケランチムをふわふわにさせるポイント!
最初から水(だし汁)と玉子を混ぜ合わせるのではなく
沸騰した水(だし汁)によく混ぜた玉子を入れるとふわふわ度がアップするようです!
お好みもあると思いますが「玉子と水の量の比率は1:1が一番いい!」と強調して何度も言われました^^
日本の茶碗蒸しの見た目や舌触りはプリンのようですがケランチムはふわふわとした感じです。
ケランチムを作る鍋トッペギはどこで売ってる?
韓国の土鍋トゥッペギ
韓国語で土鍋は뚝배기(ttuk-ppae-gi:トゥッペギ)と言います。
韓国食材などを売ってるお店でも1000円前後で購入できます。
純豆腐(スンドゥブ)チゲやテンジャンチゲなどチゲにも使われているのが韓国式土鍋です。
普通の鍋でも作れますが一つあれば韓国料理だけでなく日常的にも使えます。
パウチのサムゲタンを買ってきてトッペギに入れて熱を通すだけで本格的な韓国料理の気分にもなりますし使える幅が広いので一つあればとても便利です。
ケランチムは蓋をして蒸すので購入される際は蓋のあるものがいいかもしれません。
ケランチムの鍋(トゥッペギ)がない時に代用できる代わりの鍋
ケランチムを作る鍋(トゥッペギ)があれば便利ですが
トゥッペギは韓国の土鍋なので日本の土鍋でも大丈夫です!
身近で買うには一人用などの小さいサイズの深型の土鍋をおススメします。
ふわふわ&膨らませるのがケランチムのおいしさなので
鍋が大きすぎると卵液に厚みがなくなるので玉子焼きのようなできあがりに
なってしまいます。
フライパンでケランチムを作る方法は?の作り方!
トゥッペギも土鍋もない!
でもすぐに作りたい!
という時に使えるのが
フライパンです!
必ず
- 小さめ深型
- 蓋つき
- 焦げやこびりつきにくいテフロン加工
を使ってください。
作り方は同様で卵液を流し込み超弱火のまま優しく混ぜ続け
8割くらい火が通ったら火を止めて蓋をし蒸らして膨らめばできあがりです★
蒸らしている間にむくむくと膨らんできます!
スーパーでケランチムの素とか韓国風茶碗蒸しと書いてあるような
ものもたまに見かけるので、探してみても面白いですよ^^
この記事のトップに載せている写真はソウル旅行の時にふらっと入った朝ごはんを食べたお店でした。
この時はケランチムという料理を知らなかったのですがあまりのおいしさに料理の名前を聞いて覚えて帰りました。
「あまりのおいしさ」というには大げさかもしれませんが、焼肉やサムギョプサルやニンニクたっぷりの韓国料理の中で食べたこのケランチムは忘れられない料理として私の中に残っています。
作り方も簡単なのでぜひぜひ試してみてくださいね^^