義務警察に韓国の芸能人は多い?芸能兵との違いと待遇は? | 韓kan
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義務警察に韓国の芸能人は多い?芸能兵との違いと待遇は?

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義務警察
芸能兵という制度がなくなった今、義務警察の試験を受け合格し服務する芸能人が見受けられるようになりました。

義務警察は一般義務警察そして警察広報団を含めての呼称です。

義務警察とは?

義務警察の中で大きく3つに分けると
・一般義務警察
・竹島警備隊
・警察広報団
となり警察広報団は義務警察の一部署といったところになるのでしょう。

一般義務警察

警察の下で、警察の仕事を手伝うような服務で例えて言うなら機動隊のような感じです。
あくまでも兵役での服務なので本当の警察になるわけではなく入隊期間は警察庁に所属し軍人として警察の身分で服務することになります。

[警察官と義務警察官の見分け方]

警察官→帽子についている警察マークの色が金色
義務警察→帽子についている警察マークの色が銀色

独島(竹島)警備隊

日本でいう竹島、韓国名では独島に駐在している韓国の警察部隊です。

警察広報団

当初「笛演劇団」という名前で呼ばれ警察広報のための様々な公演活動を行っています。
警察唯一の公演団体であり舞台芸術の分野で才能のある大学演劇映画科の学生や音楽専攻者を主に選抜していました。
最近ではこちらの「警察広報団」への芸能人の入隊が多く見受けられます。

廃止された芸能兵と義務警察の違い

以前は国防部傘下に国防広報院の芸能兵士(国防広報支援隊)が存在していましたが芸能兵士制度(国防広報支援隊)が施行された初期とは異なり芸能事務所の過度な介入と一部芸能人の不誠実な勤務態度や職務怠慢の問題で議論の的になり2013年8月に廃止となりました。

芸能兵士が廃止となった現在では芸能人の特性として公演を行うことが可能な歌手やMCを選抜することが多いソウル警察広報団に志願する芸能人が増えてきました。

ソウル警察広報団はソウル地方警察庁やソウル市内警察署機動警察慰問公演・青少年単幕劇・児童犯罪予防公演などソウル警察広報を担当しています。

芸能人たちが自分たちの特技を生かして軍生活ができるという点はとてもいいことで、当時の笛演劇団(現:警察広報団)は議論に上がることもなくイメージも良かったため芸能人たちの好感を得る要因となっていました。

芸能兵士制度が廃止されると芸能兵士の代わりのように義務警察に志願する芸能人が急増し第ニの芸能兵士制度になるのではとの懸念の声も上がっています。
さらに芸能人は義務警察の中でも警察広報団に配属されたため警察広報団に対して厳しい目が向けられています。

義務警察(警察広報団)の待遇

■週45時間勤務で週休2日制
■週1回の外出や2ヶ月に1度3泊4日の外泊が可能

一般現役兵はこうはいきません。
比較的自由な時間が多いようです。

義務警察(警察広報団)出身・入隊中の韓国芸能人

俳優

チョ・スンウ 2010年10月23日除隊
リュ・スヨン 2010年9月6日除隊
キム・ドンウク 2014年5月29日除隊
イ・ジェフン 2014年7月24日除隊
パク・ギウン 2015年7月30日除隊

歌手

超新星 ソンジェ 2014年8月28日入隊
SS501 ホ・ヨンセン 2015年7月30日除隊
SuperJunior ドンヘ 2015年10月15日入隊
東方神起 チャンミン 2015年11月19日入隊
SuperJunior シウォン 2015年11月19日入隊

コメディアン

チェヒョジョン 2015年7月3日除隊

義務警察(警察広報団)に志願したが辞退した韓国芸能人

SuperJunior ソンミン

SuperJuniorのソンミンは義務警察試験の当日に海外でのスケジュールがあり試験を受けることができなかったとし再度警察広報団を受けるかもしれないと伝えられていましたが結果的に2015年3月31日に現役入隊。

チェ・ジュニョク

義務警察合格発表後にインターネット上で非難を浴びたことから、最終的に入隊を断念し2015年3月31日に陸軍へ現役入隊するも服務中の6月、訓練中に膝の軟骨損傷の怪我をし左膝に幹細胞軟骨移植手術を受けた。そのケガで長期の治療(リハビリ)が必要となり入隊7ヶ月後の2015年10月16日付けで依病除隊。

ユ・アイン

最終面接を受けずに辞退。

義務警察(警察広報団)の服務期間

義務警察(警察広報団)の服務期間は21ヶ月です。

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芸能兵士(国防広報支援隊)が廃止されて以降、人気俳優や歌手などが志願し入隊している芸能人が増えているように見えます。

それも現在の芸能兵と言われてる理由の一つなのかもしれません。

ただ、義務警察(警察広報団)に入ることでメディアへの露出もありファンとしては入隊後も姿を見る機会が増えるのはうれしいことでもありますし芸能人ならではの特性を軍生活で生かすことができるのは幸いなことだと思います。

これからも義務警察(警察広報団)のオーデションを受けたり入隊していく芸能人の姿を見ることがあるのかもしれません。
次は誰が義務警察(警察広報団)に志願するのでしょうか目が離せません!

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