世界中で話題になっている韓国ドラマ「イカゲーム」です。
今回は
- イカゲームの全内容とその詳細
- 各ゲームの結果:挑戦者人数と脱落人数
- ネタバレ登場人物
- イカゲームの結末【超ネタバレ】
をお届けします!
イカゲームの基本ルール
韓国ドラマ「イカゲーム」は全ゲーム共通ルールが決められています。
すべての公正なゲームのためのゲームの情報は前もって公開されない。
- 第1項 参加者は、任意のゲームを中断することができない。
- 第2項 ゲームを拒否する参加者は脱落に処理する。
- 第3項 参加者の過半数が同意した場合、ゲームを中断することができる。
6つのゲームをすべて勝った参加者には、最初の参加者数×1億ウォンが賞金として支給される。
第3項の規則によりゲームが中断した場合は主催者側とそれまでに脱落した参加者の遺族に1億ウォンを支給して中断された時点で残っている参加者は賞金なしで帰らなければならない。
イカゲームに出てきた各ゲーム
イカゲームに出てくるゲームは全部で9つあり基本的に全9話の各話で1つのゲームが描かれています。
- 参加者を選抜するゲームが1つ。
- ストーリーの中の純粋なゲームは5つ。
- ゲームの開始は知らされず不意打ちとも言えるゲームらしきもの。
- 最終的な勝者を決めるイカゲーム。
- ラストゲームと思われるホームレスに助けがあるのかを賭けるもの。
こちらの9つの「ゲーム」を追っていきます。
めんこ
イカゲームの営業担当者(勧誘員)のようなスーツ姿の男が主導。
まずは赤と青の折り紙で作ったようなめんこの色選び。
どちらの色を選ぶかは参加者候補が選択できます。
相手のめんこをひっくり返すことができたら10万ウォンを渡し合うのですがお金がない場合はビンタ一発がお金の代わりになります。
ゲーム終了後は営業担当者(勧誘員)のようなスーツ姿の男からイカゲームに参加できる電話番号が書かれた名刺を渡されます。
だるまさんが転んだ(ムクゲの花が咲きました)
女の子の形をした巨大人形が「だるまさんが転んだ」と言った後に振り返っている瞬間は動いてはいけません。
振り返りから再度「だるまさんが転んだ」と後ろを向いているうちにタイミングを見計って近付き巨大人形の足元にあるゴールラインまで5分で通過しなければ脱落となります。
巨大人形の目にセンサーがあり振り返った時に全員の動きをマーキングされるので、少しでも体が動くと感知され銃砲が飛んできてゲームオーバー(脱落)です。
自分は動かなくても近くの人に巻き込まれ影響を受けてしまい共倒れする可能性もあるので気が抜けません。
巨大人形の目がセンサーになっているので他の人の後ろに隠れての動きは検出されないのが抜け道となります。
後半になると「だるまさんが転んだ」と発する言葉や振り返りも早くなってきます。
韓国語で「だるまさんが転んだ」は何と言っているの?
韓国語で観ていると巨大人形が発している言葉です。
日本の「だるまさんが転んだ」は韓国では「ムクゲの花が咲きました」と言い巨大人形も
무궁화 꽃이 피었습니다
ムクンファ コッチ ピオッスムニダ
と言っています^^
最初にこの巨大人形が画面に出てきた時は笑ってしまいました^^
しかし遊び感覚のやんちゃな二人組の一人が動いた瞬間に脱落となった場面はけっこう衝撃でした。。
参加者もパニックになって逃げ動き回りますがストーリー序盤で何気に見ていた時に起こったこのシーンは同じ気持ちになれるくらいの驚き度でした^^;
かるめ焼き(ダルゴナ)抜き
参加者が選んだ形(丸・三角・星・傘)のいずれかの模様が描かれたダルゴナを受け取り型抜きに挑戦します。
韓国では模様のないダルゴナを探すのが難しいと言われるほど型押しされたダルゴナが普通で、模様通りに切り離すゲームも誰もが知っているゲームなのだとか。
10分以内に模様の形をきれいに切り離さなければいけません。
形が壊れた・割れたなど失敗した場合はその場でゲームオーバー(脱落)となります。
このゲームの内容は教えられず選んだ形ですが傘が一番難易度が高いです。
選んでしまったギフンは緊張の汗がダルゴナに落ち、溶けるのを発見してダルゴナが壊れる可能性がある針を使わず裏を舐め形を溶かしキレイに周りの形が溶かしゲームをクリアしました!
深夜の乱闘
人数分のみ用意された食事を参加者が並んで手渡しで受け取ります。
メニューはサイダーとゆで玉子一個。
この量で足りるわけがなく、悪知恵を働かせた5人が2回並んだので最後に並んでいた5人に食べ物が行き渡らず乱闘が勃発し脱落者一人を出してしまいます。
しかし助けを求めても赤い服を着た進行要員は整列を崩すことなく微動だにもしません。
無情にも
271番脱落
と、いつも通りの淡々としたアナウンスの声と共に電光掲示板の参加者人数が1減り賞金金額は1億ウォンプラスされてしまうのでした。
その後、何事もなかったように消灯となりますが真っ暗な中「チクったな」という男性の声と女性の悲鳴があがり、激しい照明の点滅を繰り返す暗闇の中、参加者全員を巻き込んだ乱闘が起こりどんどん脱落者を増やしていきます。
これも仕組まれたゲームの一つで弱者を脱落させゲームの進行を加速させているように感じました。
このゲームによって
- 正式なゲーム以外でも脱落者を出していくことがある
- 参加者同士で脱落者を出し合うこともある
と参加者がお互いを信じられず疑心暗鬼になってしまいます。
乱闘中の激しい照明の点滅は参加者を刺激するという意図もあったのかもしれません。
しばらくすると
お願いだ、やめてくれ
怖くてたまらないんだ
こんなことしてたらみんな死んでしまうんだぞ
とおじいさんがいつの間にか一番高い場所に行き叫んでいます。
その瞬間
ゲーム終了
とフロントマンの一声で進行要員の赤い服を着た兵士たちが一斉に部屋に入り乱闘を止めるのです。
綱引き
まず参加者には10人のチームを組むことが指示されます。
高所に設置された綱引きのロープには手錠が装着されそこに両手首を入れるのでロープから手を放しても手錠があるため引きづられてしまいます。
真ん中が割れているので負けたチームの10人は手錠によりロープにぶら下がった状態になりますがギロチンがあるため最終的にロープは切断され転落、脱落となります。
ギフンのチームは女性やおじいさんもいて負け確実と思われましたが、おじいさんの綱引き経験の極意とサンウの機転で勝利します。
ビー玉
まず2人1組のチームを作るよう命じられます。
その2人でチームを組んで他のチームと戦っていくかと思われますが実はその組んだ相手との勝負という非情なものでした。
ギフンはおじいさん。
サンウはアリ。
セビョクはジヨン。
他にも夫婦がチーム=対戦相手となってしまったのです。
このゲームではこれまでチームとしてやってきた仲間の裏切りや騙しが描かれています。
結局「自分」なのだというのを強く感じられる切ない気持ちになるゲームでした。
橋渡り
高所に左右2枚のガラスが18並べられ橋のように作られています。
ガラスはランダムに左右に強化ガラスと普通のガラスのどちらかが置かれていて見分けはつきません。
普通のガラスは一人が乗っただけで割れてしまうのでそこに乗ってしまうと墜落し脱落となります。
このゲーム前に参加者は番号を選ぶよう指示されます。
何の番号であるかは教えてはもらえずあれこれ想像し選んだ番号のゼッケンを着けてゲームに入ります。
この番号は橋を渡る順番でした。
当然、数字の小さい番号が不利です。
前の人が踏んでしまい割れたガラスを避けられるので後の順番の人が圧倒的有利となります。
個人の能力に左右される他のゲームと違い運だけが頼りのゲームです。
イカゲーム
攻撃側は両足が地面についたり図(丸・三角・四角)から出てしまうと負け。
守備側は攻撃側を止められず攻撃側がイカの絵の頭に到着すると負け。
※どちら側も相手を行動不能の状態にした場合は勝ち。
簡単にいうと攻撃側がイカのような図形を1周して戻るのを守備側が止めるといった感じのゲームです。
ドラマタイトルでもあり最後の勝者を決める「イカゲーム」ですが実際にはイカゲームをすることなく勝者が決定してしまいました…。
人助け
最後のゲームも運のゲームなのかもしれません。
黒幕の病室から見える極寒の外の夜に凍えて命を落とすかもしれないホームレスを誰かが助けるのか助けないのかを賭けて見守ります。
誰も助けず時間だけが経つ中、一人の女性が助けようとしますが起こしきれず立ち去ったので黒幕の勝利だと思われました。
しかし、しばらくすると立ち去ったはずの女性が警察を連れホームレスを助け最終的にはギフンの勝ちとなりますがそれを知ってか知らずが黒幕は息を引き取っていました。
韓国ドラマ「イカゲーム」各ゲームの結果:挑戦者人数と脱落人数
各ゲーム中に脱落者が出てしまうと
参加者番号と共に
탈락(タルラク)=脱落
というアナウンスが流れ電光掲示板の参加者人数が1減り賞金金額は1億ウォンプラスされていきます。
最後の参加者人数が「1」となり賞金金額が「456億」となるまで続くのです。
【第1ゲーム】めんこ
このゲームは参加者を募るためのゲームなのでイカゲームの営業担当者(勧誘員)のようなスーツ姿の男に声を掛けられめんこ勝負をして名刺を渡された人が参加者候補になります。
【第2ゲーム】だるまさんが転んだ(ムクゲの花が咲きました)
挑戦者数:456人
脱落者:255人
勝者:201人
【第3ゲーム】かるめ焼き(ダルゴナ)抜き
挑戦者数:187人
脱落者:79人
勝者:108人
【第4ゲーム】深夜の乱闘
挑戦者数:107人
脱落者:27人
勝者:80人
【第5ゲーム】綱引き
挑戦者数:80人
脱落者:40人
勝者:40人
【第6ゲーム】ビー玉
挑戦者数:38人
脱落者:22人
勝者:16人
【第7ゲーム】橋渡り
挑戦者数:16人
脱落者:13人
勝者:3人
※前ゲーム「ビー玉」の勝者は17人でしたがゲーム開始前に1人が脱落したため16人からのスタートになりました。
この「橋渡り」のゲーム後に最終ゲームまで勝ち残った3人に正装とごちそうが振舞われます。
ステーキにナイフを入れ食べる…ここも重要な伏線になります。
【第8ゲーム】イカゲーム
挑戦者数:2人
脱落者:1人
勝者:1人
【第9(最終)ゲーム】人助け
挑戦者:イカゲームの勝者
負者:黒幕
勝者:イカゲームの勝者
韓国ドラマ「イカゲーム」登場人物【ネタバレ】
VIP
VIPはゲームを観覧する超お金持ちの集まりです。
全員仮面をかぶって観覧しているので怪しい存在がいるのかと思いきや、ただ身分を隠しているだけでした。
フロントマン
ずっと黒いマスクをかぶりゲームを指示していたフロントマンはイ・ビョンホンでした。
警察(刑事)ファン・ジュノ(ウィ・ハジュン)が探している行方不明の兄は主催者側の2番手とも言えるゲームを取り仕切るフロントマンになっていたのです。
8話でジュノの潜入がばれ隣の島まで脱出し潜入時に集めた情報や証拠を上司である班長にスマホで送りますが追いかけてきたフロントマンに追い詰められマスクを外したフロントマンが自分の兄だと知ります。
ジュノは最終的に崖の上から転落してしまいますが生死は不明でこれもシーズン2への伏線となるのかもしれません。
黒幕
ストーリー内でも伏線はいくつかあり早い段階から怪しいと思っていた方も少なくはなかったと思いますが黒幕はおじいさんのオ・イルナムでした。
おじいさんが脳腫瘍を患っていたことや「ビー玉勝負」の時に明かした本名「オ・イルナム」は本当でしたが、おじいさんの正体は金貸しで大金持ちだったのです。
参加者番号001のジャージをギフンに渡す
参加者番号の最初の数字001はおじいさんでギフンは456の最後の番号でした。
001は始まりの数字で456は最後の数字です。
おじいさんは偽装脱落をする時に自分の参加者番号の入ったジャージをギフンに渡しますが、それが最後の一人になってほしいと「001」を託したのではないかとも思えます。
深夜の乱闘騒ぎを止めた一声
お願いだ、やめてくれ怖くてたまらないんだこんなことしてたらみんな死んでしまうんだぞ
と、おじいさんが高い場所で叫んだ瞬間にゲーム終了となりました。
タイミング良すぎるのでは?と思いませんでしたか?
イカゲームの結末・最後・最終話(9話)【超ネタバレ】
イカゲーム終了後目隠しされた場所で
おめでとうございます。
と祝杯のシャンパンを注ぎながら勝者ギフンに声をかけるフロントマン。
なぜこういうことをするのか
と問うギフンに
あなたたちは競馬場の馬なんです。
意外でした。駄馬だと思っていたのに。
夢だと思え。
悪くない夢だったろ?
お前は誰だ
という問いには答えないフロントマン。
その場所はリムジン車の中でした。
イカゲーム参加時に連れていかれた車内と同じように睡眠スプレーが噴射され眠りにつかされ路上に放置されたギフン。
持たされていたキャッシュカードでATMに行き暗証番号に自分の参加者番号「456」を入力すると操作は進みます。
1万ウォンおろした残額は455億9999万ウォン。
間違いなく456億ウォンの賞金は全てギフンのものとなっていました。
家に帰ったギフンを待っていたのは最愛の母の最期。
適切な治療を受けさせることもできないまま大切な母親を失ったギフンに大金を勝ち取った幸せの感覚はありません。
川べりで焼酎を飲むギフンに花を売りつける女性。
その花についていたカードには例の記号が並んだ名刺に住所が。
名刺に書いてある住所である高層ビルの一室に訪ねて行くと広い部屋の窓際のベッドにいるおじいさん(黒幕)
金貸しでお金が有り余るほどあるおじいさんは
お金があっても人生はつまらない。
何を買ったり飲んだりしても結局はつまらない。
楽しそうだとみんなで集まった時に今回のゲームを考えたと言います。
子供の頃は友達と何をしても楽しかった。
死ぬ前にもう一度味わいたかった。
観客席に座っていては楽しめない。
だからゲームに参加した。
君と楽しんで昔の出来事を思い出せた。
あんなに楽しかったのは本当に久しぶりだった。
と言い命を終えます。
その後、ギフンは伸びた髪を切り赤髪に。
すっきりしたギフンは施設にいるセビョクの弟チョルの元に行き
お姉さんの友達だ
と告げサンウのお母さんを二人で訪れチョルを託します。
寒そうなチョルに上着をとサンウのお母さんがチョルの持ってきた重いトランクを開けると中には大金が。
場所を移し地下鉄に乗っているギフン。
娘ガヨンのいるアメリカに行くために地下鉄で空港に向かっているようです。
地下鉄を降り向かいのホームを見るとめんこ勝負をしているスーツ姿の営業担当(勧誘員)を見つけたギフンに気付き目が合い微笑む営業担当(勧誘員)。
営業担当(勧誘員)の居た場所にギフンは走りますが既に立ち去り、めんこ勝負を終え名刺を持っている男だけがいます。
その男から名刺を奪い電話をかけようとしますがギフンの乗る飛行機の最終の搭乗アナウンスが流れ思いとどまり飛行機へと向かうのです。
あと少しで飛行機の中というところで足を止め、奪った名刺の番号に電話を掛けるギフン。
ゲームに参加しますか?
参加なさるならお名前と生年月日を…
名乗ったギフンは続けて
よく聞け
俺は馬じゃない。人間だ
だから知りたい
お前らの正体
そんなにも残虐な理由が聞きたいんだ。
突然ホストマンの声
456番!馬鹿な真似はよせ。
飛行機に乗れ。
それが自分のためだ。
電話を切り引き返すギフン。
ここで物語は終わりエンドロールに入ります。
ギフンが赤髪にしたのはなぜ?理由は?
ギフンはゲーム終了後美容院できれいさっぱりカットして髪を赤色に染めます。
なぜ赤色に?と疑問に思ったので考えてみました。
参加者側の服装(ジャージ)は緑で主催者側は赤でした。
ギフンはゲームの勝者となり赤く髪を染めることでやられる方の参加者側からやる側の「赤」を目指し赤い色にしたのではないでしょうか。
合わせてその時の服の色は黒でした。
黒はフロントマンの着用していた服の色です。
主催者側の2番手でありゲームを取り仕切っていたフロントマンの色も取り入れているのでは?と読み取れます。
「イカゲーム」続編シーズン2への伏線?
続編でシーズン2ができるのなら「これはどうなの?」というシーンが多くありました。
その中でも
- スーツを着たイカゲームの営業担当(勧誘員)コンユの正体は?もしかしておじいさんの息子!?
- 崖から落ちた警察(刑事)ファン・ジュノの生死は?
- ジュノの兄イノは過去の「イカゲーム」に参加し優勝していたのになぜ行方不明となりフロントマンになったのか?
まずここが知りたいところです^^
シーズン2への期待や伏線がありすぎるので決定されるのを楽しみ待ちたいです!